<インフレ・株高の世界へ>


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お世話になります、吉田です。

インフレの兆候がかなり鮮明になって来ましたね!


CRB指数(日足)

WTI(日足)


<インフレと株式投資>

インフレだと株が下がるのではなくインフレは株高です。


ただ、そのインフレを退治するために

利上げが実施されるとそれが株安の要因になります。

より具体的には「実質金利」や「成長率」などが関連してきますが

シンプルに言えば、金利上昇が株安要因ということです。


ですから、インフレでもFRBが利上げの気配を

見せないなら、株はまだ強い。

と見るのがノーマルです。


しかし、これは米株の話しです。

35年前と時給がほぼ変わらないという

この異常な国、日本において、物価の上昇は致命的。

加えて昨今の円安です。

このままでは暮らしは益々厳しくなってしまいます。


米CPI



さて、インフレになるなら、資産は現金ではなく

株・不動産・貴金属・暗号資産・NFT・絵画などに

変換しておかねばなりません!


そして株ならまずは

エネルギー、金鉱株、資源再生関連

5707 東邦亜鉛

5713 住友鉱

1605 INPEX

1518 三井松島

3315 日本コークス

5699 イボキン

6564 ミダック

5698 エンビプロ

7456 松田産業

7375 リファバス

9793 ダイセキ

などですね。


9月に発表になった日経平均銘柄入れ替え時に

除外候補になっていた

5707 東邦亜鉛

は、当時からバリエーションが安く

メルマガでも書きましたが、何度かその後も売買を

繰り返していて、Crash Research Schoolの方には

お知らせしていましたが、このところはホールドしていまして

本日ぶっ飛びました!!!(ちょっとやり過ぎかな?)



亜鉛の価格もこんな感じです。



これ、資源高ともいいますが

インフレじゃないのでしょうか???

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<利上げ開始となれば>


利上げ開始となれば本丸は銀行です。


また、当然ですが無借金経営の会社がいいですね。

しかし、一般消費財とかは値上が遅れたり価格転嫁できなかったり

節約志向が高まったりするので、いままでとは違ってインフレ時代はNGです。

借金の多い、商社、不動産も差し引きどうでしょうか?

まずは直球で銀行株でいいといまは思っています。

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<自民党の政策につてい>


月末には衆院選の結果が出ますね。

先般の自民党総裁選は、それなりに盛り上がった気がしますが

岸田人気は早くもやや失速気味?


自民党の政策パンフレットには、岸田総理が自民党総裁選で

高らかに掲げた「所得倍増計画」は、丸ごと削除されています。


代わりに

「金融緩和」「機動的な財政出動」「成長戦略」を総動員。

そして「日本国憲法の改正を目指す」

としていますから、これでは安倍政権そのものと批判を受けても

仕方ありませんね。


自民党総裁選で「令和版所得倍増」を掲げ

プライマリーバランスを堅持したまま

一体どうやってそれを実現するつもりなのか?

非常に興味がありましたが、結局、それは実現不可能なのでしょう。

常識的に考えて、それはあり得ませんよね?

この方は、外交は詳しいが、財政金融についてはどうなのでしょうか???


財政規律は守る。

所得倍増は達成する。

なんて、マジックみたいなことは出来るはずがありません。


それで結局は財務省の言いなりで

財政は出しません。

消費税は下げません。

コロナが落ち着けば

増税はします。

免除の時代は終わりでその後は厳しい税の取り立てがスタート。

という方向になりましょう。


今回は菅氏が辞めて与党過半数は楽勝だと思っていましたが

このままでは日本は相当厳しいでしょうね。

高市氏か、玉木氏に一度やらせてみたいものです。

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<資源株との付き合い>


個別株と言うのは、何か相性のようなものがあります。

これは野村證券時代から感じていたことですが

なぜか、この株は何度やっても勝つ。

この株は何度やってもダメ。

というのがあります。

自分の場合、当時は資源が一番相性が良く

次いで内需、そしてどうもいまいちだったのがハイテクでした。

その後、海運で有頂天から地獄を見て(苦笑)

一時市場から撤退。

その後は日経平均先物という化け物を

手なずけるための格闘がスタート。

4~5年かかりましたが、いまは本当に日経君のお陰で

楽しい日々を送ることが出来ています。


ということで、日経と資源株は最強の組み合わせ。


ここからFRBが利上げ前倒しを宣言するまで

株高・資源高の世界を謳歌しましょう!!!

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<代替エネルギーの用意はまだ出来ていません>


カーボンニュートラルだとか、SDGsだとか

声高に叫ぶ米民主党が仕切る世界なので

代替エネルギーの用意がなされる前に

既存エネルギー開発案件がとん挫。

(ファイナンスが付きません)

加えてアフターコロナの需要爆発が重なり資源価格は急騰中です。

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<FRBは?>

この事態、FRBはいつまで一過性と言っていられるのでしょうか?

仮に、ここで早めに手を打って市場を混乱させたり

景気悪化を招くわけにもいきませんので

いまは一過性との判断を貫いて、予定通り

テーパリングから粛々と進めて行くのでしょうが

さすがに、テーパリング開始後は、メンバーから

インフレに注視しなければならない。

といった発言が飛び出すようになるでしょうね。


そうなると市場はやや早めの利上げを織り込みに行きますが

その頃には、FRB議長がパウエル続投なのか?

ブレイナードに変わるのか?

も市場の大きな話題になっていることでしょう。


そして、これはもう直感的なものになりますが

結局、時期FRB議長はブレイナードになり

利上げのタイミングは遅れるのではないか?

そうなりますとインフレはますます加速することになり

その間、株高も続くということになります。

これこそ

インフレ・株高

の世界です!


いつも最後までお読みいただき

ありがとうございます!


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H.Yoshida

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著者

吉田裕章/よしだひろあき

慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校
慶應義塾大学法学部政治学科卒
野村證券入社、同社退社後、衆議院議員第一秘書
国家公安委員長第一秘書。

学生時代に株式投資を開始。以来投資歴は35年以上。
日経225先物、日経225オプション取引をメインに株式
FX、暗号通貨含め投資全般に精通。
過去に関わった生徒は5000名を超える。

2020年コロナ直前に長野に移住
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