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2022年6月12日(日) <第25号>


すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?


前回のメルマガでは5月のFOMC翌日に書いた以下の記事をご紹介しました。

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FOMC翌日、ブログに以下のように書きました。



要はQTの規模感、スピード感からして

米株はダメなのでは?

ということ。


NYダウはこの日(5月5日)の始値33854ドル

昨晩の終値は31490ドルですから

-2364ドルの下落になっています。

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さて、週末(6月10日)は米CPIが40年振りの高水準ということで

NYダウは880ドルの下落。

米債は急落し金利が急騰。


すでに3年~7年債は10年債利回りを上回り

2年と10年の逆転も視野に入っています。


また10年実質金利は0.399%と高値を更新。


こうなると株は厳しいですね。


※ ちなみに、いうまでもないと思いますが

FRBは利上げを2回しただけ。

さらにQTは今月スタートしたばかりです。


インフレと金利と株価の関係だけを見ても

ここから、数十年単位で株価が戻らないことは

十分あり得ますね。


以下はFRBの総資産です。

総資産の減少はまだスタートすらしていないように見えます。


つまり、QTの本番はまだまだこれからです。



6月~475億ドル、9月~900億ドルというのは既報の通りです。

そして前回(2018年)は、500億ドルの減少でブラッククリスマスになったんですよ!



このQTをどう評価するのか?

なんてことは、ノーベル賞クラスの人でも

わからないのでは?と思います。


つまり、いまは極端にいうと本気で

現体制の正念場なのでは?と感じているところです。

リフレ派にとって、インフレは最強の敵ですからね。


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さて、日経は2022年3月に底打ち。

基本的にはしばらくこの安値を割らずに推移するか?

と見て、先週の週初はドル円も日経も買い方向で見て行きました。



(上記IG証券はおまけのようなポジションですが・・(^^;)

そして、週末のNYダウは-880ドル安。

-2.73%の下落です。


ちなみにTOPIX先物は、ナイトで-1.57%安なので

週明け日銀が出動することになるか?は

月曜前場の値動き次第。となりますが

前場中に日銀ライン(前日比-2%)を突き抜けて下げて行くことは

ほぼないので、日銀ライン付近では押し目買い⇒細かく利喰い。

というのは、場を見ていれ、それほど難しくないトレードです。

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中期的に日経は強いとみています。

ただ、ここから目先は急落の可能性を踏まえておきます。

つまり、いまの本線は、目先は下落。

中期は上昇、そして中長期は下落です。

例えばこんな感じです。



ということで、明日は日銀が出ずに急落して行くことを

期待しています。

※ 11時半の時点でTOPIXが前日比-2%より下落していない状態。

そして後場急落。というのが理想的。


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バイデンーパウエル会談は昨年11月に続き

本年5月末に実施されました。


この流れを以下で説明しています。



1回目で引き締めに舵を切りました。

これでナスダックが天井を打って下落。


今回の会談でさらに念押し。

⇒ 金利急騰、ドル円急伸、米株急落

が再スタートしています。(第2ステージ突入ですね!)


とても分かりやすい動きです。



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※ 近日中に「日経平均株価の値動きを利用して稼ぐ方法」

を数回に分けてお送りしたいと考えております。


※ 日経平均株価はとても大きな値動きの「クセ」がありますので

トレードする上で知っておいて損はないと思いますので

ぜひ、楽しみにしていて下さい。


それではまたメールさせていただきます。


ありがとうございました!


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H.Yoshida

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