7月5日に続き、6日に以下のメルマガを配信したので掲載しておきます。
よろしくお願い致します。


<7月8日に発生するETF売りについて・・・その2>


お世話になります、吉田です。


本日の日経平均株価は-315.82円安の26107.65円で大引け。


ETFの分配金捻出売りを意識してか?

日経225先物の日中足は、直近6日間で

1日だけ寄り引け同値、残り5日は本日も含め全て陰線を形成しています。


左端の数値が 寄り⇒引けの価格差です。

2022/6/29 26790 26840 26650 26680 -110 
2022/6/30 26690 26730 26290 26310 -380 
2022/7/1 26290 26500 25810 25830 -460 
2022/7/4 26180 26240 25920 26180
2022/7/5 26400 26520 26240 26340 -60 
2022/7/6 26120 26270 25990 26000 -120 

上記6日間の寄り⇒引けの下落は合計で1130円。


上記は、日経225先物の値動きですから

日経平均株価の動きに連動し、それは個別銘柄の動向に

それなりの影響を及ぼしていることは言うまでもありません。


弊社は直接、日経225先物の値動きを利益に変えるべく

日々研究し、それをシステム化し、自動化しているわけですが

その研究結果は個別銘柄の売買にも大いに

役立つものがあると感じます。



さて、昨日の続きです。

まず、いくつか数値を見て行きましょう。


1、以下は7月8日(祝日の場合はその前日)の日経225先物

寄り⇒引けの値動きです。

2013年 -380 
2014年 40 
2015年 -620 
2016年 -180 
2017年 -50 
2018年 130 
2019年 -110 
2020年 -80 
2021年 -120 
合計  -1370

アベノミクススタートの2013年~昨年までの9回で

下落7回、上昇2回

合計は-1370円の下落

1回当たり152円の下落になっています。


2、以下は7月10日(祝日の場合はその前日)の日経225先物

寄り⇒引けの値動きです。

2013年 -20 
2014年 -60 
2015年 40 
2016年
2017年 -20 
2018年 -10 
2019年 10 
2020年 -160 
2021年 460 
合計 +240

2016年は、本年同様、8日が金曜日なのでブランクにしています。

こちらは昨年2021年に+460円という大きな上昇を起こした結果

トータルでも+240円の上昇に変化しています。

8日に比べて2020年までの下落も少なく

日中に売るなら10日ではなく8日。

ということが言えそうです。


3、本年の値動きを見ていると数日前から

寄り⇒引けの値動きは下げるのでは?

と感じる方もいるかも知れませんね。


3-1、以下は、8日(祝日の場合はその前日)の前日の

日経225先物、寄り⇒引けの値動きです。

2013年 170 
2014年 -50 
2015年 50 
2016年 -80 
2017年 -90 
2018年 -190 
2019年 40 
2020年 -110 
2021年 160 
合計 -100 

ということで、昨年までは大きな特徴は見当たりません。


3-2、ちなみに、以下は8日の前々日の動向です。

10 
-70 
50 
-90 
70 
20 
-30 
390 
-40 

合計+310

こちらも2020年の+390円以外は大きな値動きもなく

特徴を見い出すのは困難です。


3-3、以下は10日の前日の結果です。

2013年 170 
2014年 100 
2015年 510 
2016年 -180 
2017年 90 
2018年 220 
2019年 -70 
2020年 -20 
2021年 -120 
合計 700 

2018年までは上昇傾向でしたが

2019年からは下落が連続しています。


3-4、なお、本年は以下のように6月末と7月1日に

大きな下落が発生しています。

2022/6/29 26790 26840 26650 26680 -110 
2022/6/30 26690 26730 26290 26310 -380 
2022/7/1 26290 26500 25810 25830 -460 
2022/7/4 26180 26240 25920 26180
2022/7/5 26400 26520 26240 26340 -60 
2022/7/6 26120 26270 25990 26000 -120 

2013年~このような傾向は発生しているのでしょうか?


答えは、2018年、2020年、2021年はその傾向がありますが

その他の年はまったくそうではありません。

===

さて、上記は主に日経225先物の寄り⇒引けの値動きに注目しています。

それは、ETFも先物も日中取引される

現物株式

に深く関連しているからです。


また、弊社の研究の一番の対象が、この

日中の「寄り引け」の値動きで

(次に夜間の値動きをメインで研究しています)

日々、このようなパターンをひたすら研究しているからでもあります。


実は上記以外にも分足ベースで

様々な検証を行いましたが、今回のETF売りについての

ザラ場ベースの強いバイアスは、いまのところ

発見することが出来ていません。


それはそれで不本意ではありますが

よくあることで。。。苦笑


頭痛に耐えながら数日を費やして検証しても

何ら有効なバイアスを確認することが出来なかった。

という結果には慣れています。

こんなこと、もう20年以上やってますので。。。

===

はい、それでですね。

今回は、以下のようにナイトを含めた

ややスイング的なトレードであれば優位性を

見出すことが出来ています。

※ ただし注意点を数値の下に記載していますので必ずご一読下さい。


トレードルール

1、7月10日(祝日の場合は前日)の日中終値で買い

2、翌日から日中引け指値(買値+100円)を設定する

3、ストップロスは買値の3%とする(買値X0.03の値幅)

4、ストップロス・利益確定にならなければ11日目の日中寄りで決済する

というルールでの検証結果です。


2013年 170 
2014年 150 
2015年 250 
2016年 590 
2017年 250 
2018年 410 
2019年 100 
2020年 420 
2021年 290 
合計 +2630 


※ 注意点

ETFの分配金捻出売りで日経が下げるのなら

その捻出売りが終了する10日終値で買おう。

というのが上記の戦略で、一応、辻褄の合う

売買行為ではあります。


しかし、2013年~は言うに及ばず、

2008年のリーマンショック以降、基本的に米株は右肩上がりです。

上記は、この右肩上がりの期間での検証結果である。

という点については、ぜひしっかりとご認識いただければと思います。

現在、米株はピークアウトした可能性がありますので。

===

ということで、上記のように9戦全勝なら魅力的ですよね。

しかも、今年と同じダブルになっている2016年は+590円ですし。。。


一方、いまの米株は心配。

というのはごもっともですし

土日をまたぐのは不安。

というお気持もよく分かります。


個別株を扱う方は、土日の持ち越しに抵抗感がない方が

多いと思いますが、先物トレーダーの方は

土日の持ち越しはしない。

という方も多いでしょう。


そこで、上記のルールをアレンジして

金曜日中引け買い

⇒ ナイトへ持ち込んでナイト引けで一旦決済

⇒ 週初日中寄りで買い

⇒ 日中引け指値(金曜引け買い+100円)

⇒ 約定しなければナイトへ持ち越し

などとする方法もアリかも知れません。

(上記は土日のストップロスの効かない時間帯に

ポジションを保有しない。という健全なリスク管理になります。)

===

はい、ということで

8日寄り売り

10日引け買い(今回は8日引け買い)

この2つが比較的過去の検証結果は良好でした。

ということをお伝えして、今回のメールは終了と

させていただきます。


※ 上記は過去の検証結果を提示しているに過ぎません。

本年も必ずそうなる。

というものではありませんので

売買行動はご自身の意思で自己責任の元

行うようにして下さい。


何か少しでも参考になる部分があれば幸いです。


それでは今後ともどうぞよろしくお願い致します。


=====

H.Yoshida

=====


自動売買はYankeesが4月、5月、6月で合計+2390円と

相変わらず好調をキープ。

ほぼ完全放置で口座残高だけが増え続けている状態です。

本年1月のように、単月で2500円を越えるようなプラスが出れば

また利益確保に走り、運用停止、運用枚数減などを行うことになると思います。



それ以外は、ほぼ放置ですが、今回のように異様な需給状況の時は

トレードを停止する。

というのも悪いことではないと思います。

これはYankeesのみならず、B-Tradeも、MSPも同じです。

無理をせず、この時期を乗り越えましょう。

===


それではどうもありがとうございました!


※ ご質問・リクエストなどあれば以下までお気軽にお寄せ下さい。

info.tradersmeeting@gmail.com

===

著者

吉田ひろあき

慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校
慶應義塾大学法学部政治学科卒
野村證券入社、同社退社後、衆議院議員第一秘書
国家公安委員長第一秘書。

学生時代に株式投資を開始。以来投資歴は35年以上。
日経225先物、日経225オプション取引をメインに株式
FX、暗号通貨含め投資全般に精通。
過去に関わった生徒は5000名を超える。

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