<7月8日に発生するETF売りについて・・・その4>

7月8日のナイトは上げましたね!
高値26820円まであってナイトの引けは26800円。
安倍氏銃撃前の高値26860円まであと少しのところまで上げて来ました。

20220710

ETF分配金捻出売りを基軸にしたトレードの経過含め、以下の通りメルマガを配信しましたので転記しておきます。
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お世話になります、吉田です。

週末は安倍元総理銃撃事件で相場も大きく動きましたね。

7月8日の日経平均株価は+26.66円高の26517.19円で終了。

先物は安倍氏銃撃が伝わる11時半まで高値26860円まで上昇していましたが

ここから急落して12時には安値26390円を示現。

470円幅の下落を見せますが、結局26610円で日中の取引を終えました。


安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。


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さて、2013年からの検証では全勝をキープしている

7月10日 日中引け買い戦略の経過はどうなっているか?

見てみましょう。


この戦略については、以下のメルマガで詳細をご案内しました。

2022年7月6日(水) 

<7月8日に発生するETF売りについて・・・その2>

http://tm225.biz/archives/14727061.html

~~~ここから~~~

1、7月10日(祝日の場合は前日)の日中終値で買い

2、翌日から日中引け指値(買値+100円)を設定する

3、ストップロスは買値の3%とする

4、ストップロス・利益確定にならなければ11日目の日中寄りで決済する

というルールでの検証結果です。


2013年 170 
2014年 150 
2015年 250 
2016年 590 
2017年 250 
2018年 410 
2019年 100 
2020年 420 
2021年 290 
合計 +2630 


※ 注意点

ETFの分配金捻出売りで日経が下げるのなら

その捻出売りが終了する10日終値で買おう。

というのが上記の戦略で、一応、辻褄の合う

売買行為ではあります。

~~~ここまで~~~

ということで、実際には

1、7月10日(祝日の場合は前日)の日中終値で買い

⇒ 26610円で約定


2、翌日から日中引け指値(買値+100円)を設定する

⇒ 7月11日(月)引け決済指値26710円。

を設定することになります。



※ 7月8日のナイトセッションでは高値26820円、引け26800円でした。

6日にお送りした同メルマガでは

以下のようにもご案内しています。

~~~

そこで、上記のルールをアレンジして

金曜日中引け買い

⇒ ナイトへ持ち込んでナイト引けで一旦決済

⇒ 週初日中寄りで買い

⇒ 日中引け指値(金曜引け買い+100円)

⇒ 約定しなければナイトへ持ち越し

などとする方法もアリかも知れません。

(上記は土日のストップロスの効かない時間帯に

ポジションを保有しない。という健全なリスク管理になります。)

~~~

はい、ということで、上記の通り行動している場合は

26610円買い⇒26800円ナイト引け決済 +190円の利益

となっています。

※ 上記はラージの価格です。

僕は検証はほぼラージで行います。(全てではありませんが)


ちなみにminiの場合は、

8日日中引け26610円買い⇒ナイト引け26810円で+200円の利益です。


このナイト引け決済戦略で行動している場合は

すでに+100円以上の利益が出ているので、

7月11日の寄りで無理に買いを入れる必要はないでしょう。

今回は26610円で買い指値を入れるか

または26710円の下に買い指値を入れるか?

は検討する余地はあるものの、すでに確定している約+200円で勝ち逃げ。

というのも間違えてはいないと思います。

~~~

※ miniで200円の利益

というのは、mini1枚で日経平均先物を200円分勝った。

ということですが、実際の利益は


mini1枚でトレードしていた場合

200円X100倍=2万円の利益

になります。


mini10枚でトレードしていれば20万円の利益

mini100枚でトレードしていれば200万円の利益です。


ちなみに、mini1枚をトレードするのに必要な証拠金は

松井証券の場合(7月4日~7月8日)

通常コース 126000円

一日先物コース 63000円

となっています。


つまり、mini1枚の場合

最低証拠金63000円を用意してトレード

⇒ 約2万円の利益が出た。

ということになります。


※ ギリギリの証拠金で売買するのは

一般的には推奨されませんが

そんなことは、投資家本人が自己責任で決めればいいことなので

ここでお節介なことは書きません(苦笑)


もちろん、口座に2000万あり

mini100枚の売買をすることも可能です。


この場合の証拠金は

通常コースなら 12.6万X100=1260万円

1日先物コースなら 6.3万X100=630万円

で、利益は約200万円です。

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なお、安倍氏銃撃による急落時に日経平均株価とTOPIXの

乖離が急速に拡大したので、NTスプレッド取引を少量行いました。



結果は手堅く5万円強の利益で終了



5万円とはあまりにも少ない額で利益とも呼べないような額ですが

この日のメインは上記の引け買いと決めていましたし

NTスプレッド取引(日経平均先物とTOPIX先物のどちらかを買い、どちらかを売りますので

リスクは極めて限定的です)なので良しとします。

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さて、今週は独CPI、仏CPI、米CPI

米PPI、中国GDP、米小売売上高など

重要指標が目白押しです。


先週の米市場は景気減速を先読みして

金利が低下しましたが

果たしてCPIが高止まりした時に

どのような反応を示すのか?


確かに10年債利回り、原油、ゴールドなど

ややピークアウト感のあるチャート形状かも知れませんが


個人的には、FRBがそう簡単にインフレファイターの

姿勢を緩めるとは想像しずらいことから

余程のサプライズがない限り

(バイデンの中東訪問で何かあってもそれは目先の事で

中期的に原油が下がることになるとは思っていませんし

住宅価格は下落せず、雇用も弱くなく平均時給も高いことから)

早晩金利は再上昇へと転じ

株も目先の反転上昇はあり得ても、中期的にまだまだ底値は下に

なる方向でイメージしてます。

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なお、これだけの重要指標があると

日経は往来相場になりそうですが


先週までの需給圧迫要因が外れることもあり

一気に上に仕掛けて来る。

というシナリオも一応警戒しておきます。


その場合は、27000円をあっという間に上抜いて

6月29日の先物高値27230円も突破して行く流れになると思うので

ドタ勘での戻り売りは要注意ではないでしょうか?

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さて、僕は今回のような売買、つまり

ETF分配金捻出売りを基軸に考えたトレード

⇒ 一般的にはイベントドリブンと言いますが

こうしたトレードをイベントに限らず

様々なパターンで分析してトレードに役立てています。


また、超短期トレードも行いますし

自動売買も大量に動かしています。


それで、僕がリーマンショック前に創業した会社

株式会社トレーダーズミーティング

が、今秋15周年を迎えることから

今般、自動売買で隠し持っていたものを公開する予定です。


これは日経225先物の自動売買ソフトで

購入して、しっかり設定・設置すれば

勝手に売買してくれて、勝手にお金が増えたり減ったりします。

※ 成績的には自信はありますが

必ず毎回お金が増える。

なんてことはあり得ません。

負ける時は大いに負けます。

そういう時もあります。

しばらく負けが続くこともありますし

トータルで負けるかも知れません。

なので、ただただ、いままでは勝って来た。

というに過ぎません。


投資において未来を確約できるはずがありませんので

もし断定的に未来を語る者がいたとすれば

それは金商法を知らないただの大馬鹿者です。


弊社は事実を事実として包み隠さずご案内するだけです。

あとのご判断は各位が下すこと。


ということで、そんな自動売買(成績はかなり良いですよ)

でよろしければ、近日中にまたご案内をお送り致しますので

チラッと見てみて下さい。

まだ弊社の自動売買を使っていない方にとっては

もしかしたらチャンスかも知れません。


それでは今週も頑張って行きましょう。

よろしくお願い致します。


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H.Yoshida

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※ ご質問・リクエストなどあれば以下までお気軽にお寄せ下さい。

info.tradersmeeting:gmail.com


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著者

吉田ひろあき

慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校
慶應義塾大学法学部政治学科卒
野村證券入社、同社退社後、衆議院議員第一秘書
国家公安委員長第一秘書。

学生時代に株式投資を開始。以来投資歴は35年以上。
日経225先物、日経225オプション取引をメインに株式
FX、暗号通貨含め投資全般に精通。
過去に関わった生徒は5000名を超える。

2020年コロナ直前に長野に移住
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⇒ http://tm225.biz/archives/5801426.html

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