2022年11月2日 10時35分
おはようございます。
先ほど日銀黒田総裁の発言として
「物価目標を実現する状況になればYCC柔軟化も選択肢」と伝わっています。
日銀黒田総裁
いうまでもなく今後の物価は上昇傾向ですから、YCC解除はもう完全にカウントダウン。
もちろんこれは円高要因です。(現在147.30円付近)

話しは変わりますが、現在どこを見ても、何を聞いても
「米金利」
の話しばかりで、なぜかQTについてまったく話しを聞きません。
金利が重要であることに異論はありませんが、
しかしQTは同じくらい、いやそれ以上に重要なファクターでしょう。
(特に資産インフレに対する影響は大きい)
このムードは、米金利が年内または年初で一旦上げ止まり、
それをうけて株が上昇し
「やはり株は大丈夫なんだ!」
とひとしきり上昇してから本格的な下落が来るという流れを夢想せざるを得ません。

以下はFRB総資産、本年のQT開始でわずかに減少中
FRB

以下は米マネーストック(M2)

米M2

ちなみに今朝、日銀から発表になった我が国のマネタリーベースは
-6.9%減。これで2ヶ月連続の減少。
日銀は既に回収モードです。
https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/mb/base2210.pdf

世の中、給付、免除 から 回収、取り立てへ
な~む~