さて、明日から日銀金融政策決定会合ですね。(開催は4月27、28日)
マーケットでは現状維持が大勢を占めています。





植田日銀総裁
ロイターより

また、5月2日、3日は米FOMCですね。
こちらは0.25%の利上げが予想されています。





日銀は今回の会合で
YCC撤廃など踏み込んだ政策は取れないと思いますが、米FOMCで利上げ見送りはあり得るのかな?と個人的には感じているところです。

と、そんなことは予想しても当たりませんので、予想はせずに、いずれ訪れる
「日本のYCC撤廃や利上げ」
といったアクションがあれば、その時は本気の本玉をごっそり入れていくつもりです。
(もちろん、日本株を買うわけではありません。苦笑)

過去を振り返りますと、2000年8月11日、日銀は大方の予想を裏切り、ゼロ金利解除に踏み切りました。
当時、この決定に反対票を投じたのが、現日銀総裁の植田氏と、いまは亡き中原信之氏でした。




2000年当時、利上げ決めた速水総裁にはかなり批判がありましたが、彼の場合、筋金入りのゼロ金利嫌いでしたから、まだそれは仕方ないでしょう。

いや、政策的には多くの批判があった通り、半年後にはゼロ金利に復帰し、翌月には量的緩和も導入していますので、2000年8月の利上げは成功とはいえませんね。

ただ、2006年の福井総裁の場合はどうでしょう?
当時、中川自民党幹事長、安部官房長官などが、かなり不快感を示したにもかかわらず、これを実行したのは一体なぜなのか?まだ明確な答えは見つかっていません。


ということで、GW中はポジションを持たずに気楽に過ごす予定です。

個人的には、今回の日銀の金融政策決定会合・米FOMCより、その後山場を迎える
米債務上限問題
の方が興味があるところです。

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