メルマガより一部抜粋してお送りします。
お世話になります、吉田です。
お世話になります、吉田です。
理由は思ったよりタカ派であったから。
ということですが、具体的には24年と25年の金利の見通しが
やや上方修正された。ということになります。
前回のメールで
A、今回はじめて出る26年の金利見通し
B、ドットチャート
に注目。
と書きましたが
Aの中央値は2.9%でした。(中立金利よりやや上)
また、Bのドットチャートでは
1、2023年末の中央値は5.6%(前回と変わらず)で、年内あと1回の利上げ余地を残しています。
2、2024年末の中央値は5.1%(前回より0.5%上昇)
3、2025年末の中央値は3.9%(前回より0.5%上昇)
という状況です。
23年末に関しては、12人が年内あと0.25%の利上げを見込んでいる状況ですから
ここは意見が集約されて来た感があります。
しかし、24年は4%後半から6%前半まで
25年に至っては、2%後半から5%後半まで
ドットが分散していることから、果たして中央値がどこまで有効なのか?
については未知数です。(所謂、今後の経済データ次第ということでしょう)
いずれに致しましても、上記のように24年25年の中央値が引き上げられたことは事実で
その背景にあるのが米経済の底堅さです。
今回は23年と24年末のGDPが上方修正されていて
米景気の見通しがとても強いことが見て取れます。
特に24年のGDPが前回の1.1%から1.5%になっている点は
かなり大きな見通しの変化。といえるのではないでしょうか。
以上、シンプルに置き換えるなら
経済は思ったより強い⇒原油高もあるし、物価の下落にやや警戒感
⇒引き締めの長期化
ということになりましょう。
こうしたFOMCの結果を受けて、上記の通り株価は下落
⇒
翌日の欧州時間にもう一段の下落
⇒
FOMC前の高値から約800ドル程の下げになっています。(NYダウCFD)
⇒
金利上昇によりNasdaqの下げはNYダウより厳しくなっています。
⇒
ドル円は再び介入が意識される水準に
⇒
===
米国ではストが拡大していますね。
全米自動車労組UAWのストですが、
驚くのはその内容。
なんと4年で40%の賃上げを要求というではないですか。
対して会社側は20%程度を提案とのこと・・・
日本にいると感覚が違い過ぎて実感が湧きませんが
これがいまの欧米の実態なのでしょう。
それだけ物価が上がっているし、企業はもっと従業員にカネを払え!
ということですね。
こうした動きが広がりを見せているので
当然、人件費上昇⇒物価上昇の一因になりかねません。
なお、バイデンはこの労組の動きに支持を表明しているとのこと。
インフレ鎮静化はFRBの役目だ。
ということなのでしょうね。
その他、詳しくはメルマガで!
ありがとうございました。
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