2025年3月13日 15時30分配信済み

お世話になります、吉田です。

注目された昨晩の米CPIは予想+2.9%、前月+3.0%のいずれも下回る+2.8%で着地。

これを受けてNasdaqは+1.22%高とさすがに上昇しましたが

NYダウは-0.20%安。

SP500は+0.48%と大幅な上昇には至らず

引き続き地合いの悪さを強く印象付ける展開でした。


NYダウ1分足です。

暴落モードです。



2025-03-16_18h54_06


CPIが出た赤い矢印が日本時間21時半

一旦上に走ったものの急反転し

午前1時10分頃には青の矢印まで急落。

この間、約3時間半で1000ドル弱の下落です!


現在の米株はこのようにとても強いボラティリティ・モメンタムが出ているので

短期トレードは非常にやり易い環境です。

(かなり下手を打っても相場が助けてくれる。そんな環境と言う感じです)


以前開催したNYダウオープニングトレードマスタースクールのDOTなども

単発利喰いはいうに及ばす、分割決済で利を伸ばす方法も極めて好調なので

以前ご参加された方は見返してみるといいのではないでしょうか?

今週から夏時間になっているのでNYオープンは22時半~です。


さて、日経ですが

本日、参院財政金融委員会で植田日銀総裁は

「基調的な物価上昇率、現在2%を下回っているが・・・」

と発言しています。


このような明らかに庶民の感覚とかけ離れた発言をしていると

現在財務省に向いている反発の声は、いずれ日銀にも広がりを見せる可能性がありますね。

では、なぜワンノッチ見ずに、なおかつ物価上昇率が2%を下回っているのに利上げしたのか?

今後も米国の圧力に屈して利上げを継続するなら、日経平均の思わぬ安値も視野に入れて行かねばならなくなりそうです。


加えて石破おろしが始まりましたが、高市氏以外はいまのところ誰が立っても勝てる見込みはないのではないでしょうか?

であるにもかかわらず、自民党(特にいま仕切っているグループ)はその高市氏を認めませんので、完全に手詰まりですね。

高市氏は自身がやりたいことも出来ないような条件を飲んでまでポストに就くことはないでしょうから正面突破以外に手がありません。

かくして自民党は維新と組むしか打つ手がないのでしょう。

維新には政界でも指折りの目立ちがり屋で、裏切り者と言われようが平気で「謀」を企てる人材がいるので

窮地に陥った自民党からすれば極めて与しやすい。と見て取れます。

米国ほどではないにせよ、日本の政治も変わって来ています。

以前なら通用したこうした「謀」など、永田町では多少はまかり通っても、一般庶民からの信頼を失うだけというのが

バランスを欠いた政治家には理解できないのでしょう。(自分が目立つことだけ考えている思考回路に変化なし。と映ります)

結果、このままではどちらにどう転んでも結局、増税路線しか思い浮かびませんね。


明日はメジャーSQ

上方向に飛ぶ気はしないので、プットを抱いてお祈りの夜となります。

(合成ポジションはもちろん紙くず確定ですし

上記も単に楽しみでやっていることなので真剣に捉えないでくださいね)


それではどうぞよろしくお願い致します。


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H.Yoshida

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