お世話になります、吉田です。
NYダウは-816.80ドル安
米債は売られ金利は上昇しましたがドルは売られる展開。
以下は急伸している日本の10年債と20年債の利回りです。
赤が20年、青が10年
この動きはとてもきになるところ。
上記の通り日米ともに長期金利の上昇が止まりません。
その意味するところは「財政悪化懸念」
持続可能な状態なのか?
マーケットは警戒を強めています。
再三してしているように、このような米トリプル安は
不測の事態を招きかねません。
先週「強気で売る」
としたドル円はその後約300Pipsの下落を示現。
「大きくて美しい」税制・歳出法案が米下院で可決
米債券市場は週末にかけては落ち着きを取り戻したように見えますが
これは三連休を前にした買戻しの可能性もあり
今週もこの動向から目を離せません!
※ ドル円は前回安値までの下落は早そうに見えますが
上記法案の上院での修正内容次第ではトレンド転換の可能性もあります。
(個人的にはトレンド転換があっても数ヵ月先にはまたドル安相場になると見ています)
現在、米国はQTを継続中。
ダラダラと下落するFRB総資産
赤・・・米30年債
オレンジ・・・米10年債
ブルー・・・日本20年債
です。
米国は何かあればすぐにQTをストップし、QEを再開することが出来ます。
利下げの余地もあります。
それがインフレにどのような影響を及ぼすか?
など気にしている場合ではない。
そんな事態になればすぐに当局はすぐに手を打ってくるでしょう。
ただしその何か?
が、インフレの加速と債券の暴落であった場合
政策当局は手詰まりとなり
そうした手詰まりを市場は放置しないでしょう。
このケースはすべてのアセットが売りになると思われます。
(または実物資産を除いたアセットが総売りになると思われます。ゴールドがどうなるか?は分かりません)
そうした光景が見られるかどうか?
ひとえに米債券市場を見守るしかありません。
そして米金利がどう動くのか?
ドルはどうか?
そして株は?
ということですね。
トリプル安となれば、強烈なリスクオフになるので
値幅は早く大きくなります。
日経もあっという間に5000円~1万円の値幅が出るでしょう。
自動売買においては楽しみとはいえ
枚数はご無理のないオペレーションをお願い致します!
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