2025年6月29日(日)配信済みのメルマガより


お世話になります、吉田です。


相場は強いですね。

米国のマネーサプライ(M2)は、QTを実施しているわりに

このところ計ったように上昇中。

2025-06-30_17h22_14


↓ QT中なので、FRBの総資産は減少中です。


ちなみに上記のグラフ内の水色のライン(2.336%)は

日本の20年債利回りで、薄緑のライン(1.439%)が

JGB(日本国債)の10年債利回りです。


数年前からずっと同じことを書いていますが


世界的大金融緩和時代において

⇒ 欧米が利上げ

⇒ 日本が世界で最後の出し手となり

⇒ 米国が利上げ打ち止め

⇒ 日本が利上げ

という循環は2000年と2008年を見れば分かる通り

その後の株式大暴落を誘発しています。


今回それが起きかけたのが2024年8月。

果たして日本はいつまで次回の利上げをせずに耐えられるでしょうか?


上記の通り、JGBの利回りは上昇傾向です。

これが今後の世界経済の火種となりかねないので要注視だと思います。


話しをM2に戻しますと、以下のようにと中国が突出しています。



そんなバラマキ経済のなかで、原油が急騰し

一時ヒヤリとしましたが、プロレスはすぐに終焉し

マーケットは死角なし。ということで

SP500、Nasdaqは新値を更新。(NYダウはまだです)


まさに貨幣価値が下がることで相対的に実物資産の価値が

上昇しているように感じる昨今の相場です。

(要は貨幣価値棄損相場・インフレ相場です)


週末段階で

日経平均のPERは15.88倍、PBRは1.44倍

EPSは2525.39円、益利回りは6.30%、配当利回り2.13%

騰落レシオは118.78

先物ベースで5日線乖離が+2.59%

25日線乖離が+5.00%

75日線乖離が+9.22%

200日線乖離が+5.89%

転換線は39145円なので乖離は+2.64%

基準線は38665円なので乖離は+3.92%

となっています。


なお、1990年からの寄り引けの累積指数は-55343円で

乖離幅は過熱感を示す+1000を超える+1123円となっています。


2024年、同指数が1000を超えたのは

1月12日~ 
7月2日~ 
8月21日~
10月1日~
10月30日~
11月6日~

の合計6回。 

となっていまして、本年はこれが初めての+1000オーバーとなります。


ちなみに、+1000に到達した翌日から日中寄り引けを途中で利確・損切りせずに

10日間行いますと、その合計は以下のようになっています。(寄り引け10日間の合計値)

1月12日~ -390

7月2日~ +380

8月21日~ +1050

10月1日~ -1090

10月30日~ -1140

11月6日~ -870

合計 -2060円

つまり+1000を超えて買われた翌日から毎日日中の寄りで売り

⇒ 日中の引けで決済。を10回行うと、その合計値は

+2060円であった。

ということになります。

(mini1枚なら約+20万円の勝ち)


この数値の算出方法は難しくありませんが

日経の基本を学ぶ。

という意味では、まずは以下にご登録をいただくと良いと思います。


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数値はやや古いですが、寄り引けのクセや雇用統計のクセなど

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また、7回目には日銀のETF買い入れの際に何が起こるのか?

それを利用してどのように稼ぐことが出来たのか?

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もし少しでもご興味ある方はご登録いただくといいかと思います。

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Vegaはそこそこのプラス。

SIRIUSはいまいちの成績で推移している今月の自動売買ですが

ここは淡々と無理せずにいつも通り進めて行きたいと思います。


なお、いつも問題なくログインで来て、順調に自動売買が動いていたのに

突如としてログイン出来なくなる事象も(マネックス証券で)確認されています。

こちらにつきましては、週明け以降も引き続き詳細を確認しつつ

再度別の証券会社含めて開発を進めて参ります。


※ 現状、Vegaはマネックス証券で多要素認証なしで動きます。

多要素認証なしが怖い方は、松井証券で多要素認証アリで動くVegaがあります。

ただしこのVegaは現時点ではSIRIUSとの共有が出来ない状態です。

上記の通り、他の証券会社も含めて開発を進めているところです。


それでは短い梅雨になりそうですが、体調管理に気をつけて

着実に歩みを進めて参りましょう!

どうぞよろしくお願い致します。


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H.Yoshida

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※ ご質問は以下よりお送りください。

⇒ info.catalyst225@gmail.com


著者

吉田ひろあき

慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校
慶應義塾大学法学部政治学科卒
野村證券入社、同社退社後、衆議院議員第一秘書
国家公安委員長第一秘書。

学生時代に株式投資を開始。以来投資歴は40年以上。
日経225先物、日経225オプション取引をメインに株式
FX、コモディティ含め投資全般に精通。
過去に関わった生徒は5000名を超える。