2024年7月31日配信済みのメルマガより


トランプが選んだ副大統領候補の

J・D・バンス

「ヒルビリー・エレジー」という白人貧困労働者を描いた回顧録で

一躍有名になったバンス氏は

わずか2年で副大統領候補にのし上がったわけですが

一般的に、彼は米中西部の重要な選挙区に大きな影響を与えると見られています。

それは大統領選を左右する重要なラストベルト地帯であり

その白人票が大切なことにまったく異論はありません。


一方でバンス氏はペイパルマフィアのピーターティール氏の講演に共感し

エール大卒業後、ティールが所有する

「ミスリルキャピタルマネジメント」

で働き、その後、ティールから提供された莫大な選挙資金を使い

選挙を勝ち抜いています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN0202Z0S2A800C2000000/

https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/07/77e3e688d4e2ba91.html

https://forbesjapan.com/articles/detail/40346


テクノリバタリアンと呼ばれるティールは

GAFAMなどビックテックの解体論者で

これはバンスの活動と見事に一致。


バンスをトランプに紹介したのもティールであり

また今回イーロンマスク(彼もペイパルマフィア)が

トランプ支持に回ったのもティールの影響が大きいとのこと。


思うにバンスはピーターティールの子飼いであり

当然テクノリバタリアンであり

故にビッグテックの解体論者です。


そしてトランプはこうしたテクノリバタリアをうまく利用している面があり

当選後もその傾向は継続するでしょう。


一方、イーロンマスクは単にテスラ車の販売数を伸ばすために

トランプに近付いているわけではないと思う。

彼はもっと大きな野望。

そうテクノリバタリアンが米国いや世界を変える。

その先頭に立とうとしている可能性がある。

と考えています。


また、テクノリバタリアンのような先鋭的存在は

既得権益者からすれば、これほど邪魔なものはないでしょう。

さすがにハリスは露骨な暗号通貨反対論者を副大統領候補には

しないようですが、基本的にハリスのような守旧派は今後さらに

テック連中との対立して行くのではないでしょうか?

https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/H6XFXWNPPNIBREEWYXYXELHQYY-2024-07-17/


ということで、ペイパルマフィア中心に

テクノリバタリアンが共和党を資金面で大きく支える展開になっている以上

トランプ大統領誕生となれば、政策面でも彼らの意向を反映したものが

随所に出て来ることに変わりはなく

これはバンスが表向き言われている

白人貧困層

の出身であることとは別に必ず抑えておきたい一面です。


加えていうなら、近い将来、テクノリバタリアンが

米政治により大きな影響を及ぼすようになるのではないか?

その源泉はやはり彼らの圧倒的な資金力。

そうであれば、彼らの台頭を面白く思っていない

旧勢力はその資金力がこれ以上拡大しない方向で

物事を進めたがることになり、暗号資産にとってこの戦いは

非常に大きな分水嶺になる可能性があります。


それでは今月もお疲れ様でした!

今後ともどうぞよろしくお願い致します。


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H.Yoshida

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