8時の配信では以下のように書きました。
先週末の日経平均株価は、-115.23円安の23293.91円で取引を終了。寄りが23497.44円でしたから、約200円幅の陰線を形成。これで、11月8日と26日がダブルトップの形になり23600円付近が上値抵抗帯になりました。

11月8日から21日の安値まで10営業日。この10日間で864円下落しました。その後、21日の安値から26日の高値まで4日間の上昇でこの間881.35円の上昇。行って来いになりましたが、26日から連続で4本の陰線が出て
週末はその4本目で200円幅という大きさの陰線が出ました。

しかし、25日線より上にあり、転換線、基準線を下回ったわけでもなく、トレンドフォローの観点からはこの連続した陰線には買いで向かっていくのが王道でしょう。(ただし一部オシレーターにはダイバージェンスが見られます)

一方、今週は上記のダブルトップの高値を超えられないと大きく下方へ向かうリスクもある状況と見ています。

2日新甫は荒れる

といいますが、いつにも増して、下方への急激な動きには注意。

また常識的には、トレンドが継続し先物で23640円にある11月8日の高値23640円を超えてくるような展開もシナリオには入れざるを得ないので売り方はこの付近を背に売っていきここを超えてれば撤退。という判断がいいでしょう。


ここ元、陰線率が高まり、若干売りが溜まりつつあることから、このUPトレンドが継続し、早期に23600円回復というシナリオも十分あり得る環境であることは確かです。
つまり、普通に見れば買い有利でしょう。

ただ、急落がすでに始まっている、または短期急落があり得る状況なので、荒れる2日新甫になるかどうか?今週以降は非常に注目して行きます。

なお、このことは再三指摘している8日高値からの下落波動が拡大ダイアゴナルであるかどうか?
にも大きく関わってくるため、波動を研究するうえでとても重要であり要注目です。