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以下メルマガより(20200417)

お世話になります、吉田裕章です。

来週には補正予算が通って

コロナ給付金(中小企業に200万というもの)の

受付がスタートする予定だったので

何人かコンサルしていたのですが

(メインは給付金ではなくコロナ融資ですが。。。)

なんと前代未聞の補正組み換えで

受付開始時期が伸びてしまいそうです。


原因はご存知の通り

家庭への給付金30万円が一律10万円に

なることで8兆円ほど予算措置が必要になったこと。


いずれにしても、早く早くーーー!

という声は切実に、本当に切実に聞こえてくるなかで

このスピード感は日本の政治の問題点ですね。


ただこれは制度上の問題なので政治家が悪いというより

日本という国の歴史から来ている性なので

ある意味、いまは仕方ありません。

こんなこと書くと、もっと早くやれ!

と思っている方からは総すかんなのはわかっていますが

日本は中央政府や総理大臣が何でもすぐに

勝手なことが出来るような強力な権限を与えていないのですから

仕方ありません。(それもまた戦争という苦い歴史から来ているのは

ご存知の通りです)


今回のような歴史的教訓を踏まえて

政府や総理大臣の権限を拡張するのか?

今後早期に議論してほしいものですね。


===


さて、本日のメルマガも「日経平均先物の検証結果」を

中心にお送りします。


トレードしている時に


「なんでこんな余計ないことをしてしまうんだろう?」


って思ったことはありませんか?


トレード中に

「余計なことをしない自分を作る」

のに有効なのは


自分がいま行っているトレードが

過去どのくらいのパフォーマンスを出しているか?


しっかりと認識してからトレードに入ること。

これがトレード中の精神をすごく安定させてくれます。


トレードは大切な自分のお金が目の前で

増えたり減ったりしますよね。


それがトレードなんですが

実は、それこそがトレードの「罠」というか

トレード自体を難しくしているひとつの要因とも言えます。


トレードでもトレードでなくても

目の前で自分のお金が増えたり減ったりすれば

みな、本能的に利益を確保したくなりますし

損失を拒絶する行動に出てしまいがちです。


なので、解決策は2つ

1つはあまりお金に換算して見ない。

いくら儲かっているか?

いくら損しているか?

をダイレクトにリアルタイムで見たりしない。

ということです。

はじめに利益確定とストップを入れて

その後は週末に1回とか、相場が動いていない時に

チェックする程度にする。ということですね。


そしてもうひとつが、上記にある

自分の行うトレードは

過去どのくらいのパフォーマンスを出しているのか?

をしっかり認識してトレードする。

という方法。


よく精神論とかメンタルとか言いますが

少なくとも気合で何とかする問題ではないと思います。


と、そんなことで

今回は以下のような内容でお送りいたしますね。


「日経225先物の検証」


第4回目


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1、単純に陰陽で考える

1-4、前日+前々日(日中のみ)

1-5、前日+前々日(夜間込み)

1-6、組み合わせ

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1回目のメルマガでも書きましたが

この文章を書いている私(吉田裕章)は

現在、投資助言会社の代表として

毎日、日経平均先物や日経平均CFDの売買サインを

お客様にご提供しています。


結果はこちらをご覧ください

⇒ http://nk225yoshida.livedoor.blog/archives/5783762.html 


多くの方が、日経平均株価を売買して利益を得たい!

と考えて、参入するのですが

なかなか思うように行かない方がほとんどです。


せっかくやる気があるのですから

結果の出る方向で努力して行きたいですよね。

間違えた方向、エビデンスのない一般論。

ではいくら学んでも結果が出なくて当然です。


それなりに厳しい世界ですが

コツがわかると目の前が

パッと明るくなるはずです。


大袈裟かもしれませんが

生きる活力、生きる希望

のようなものが沸いて来ると思います。


なぜなら、それは何と言っても

ともて楽しいから。

とてもワクワクする内容だからですね。


これからお伝えすることは

そんな結果を求める方には

とても重要なことなので

ぜひしっかりとご覧いただければと思います。


それでは今回も頑張って行きましょう!


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1、単純に陰陽で考える

1-4、前日+前々日(日中のみ)

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これまで、1990年から2020年3月末までの
日経平均先物の価格形成を時間軸を区切って
検証して来ました。

<結果>
1990年1月4日の日経225先物の始値は39600円
2020年4月1日の日経225先物の始値は18540円
この間、21060円の下落
この下落の内訳は
1、8時45分⇒15時15分 -57260円幅の下落
2、15時15分⇒翌8時45分 +36200円幅の上昇

<期間を2012年末で切ってAとBに2分割すると>
A、1990年1月4日の日経225先物の始値は39600円
2013年1月4日の日経225先物の始値は10750円
この間、28850円幅の下落
この下落の内訳は
1、8時45分⇒15時15分 -56950円幅の下落
2、15時15分⇒翌8時45分 +28100円幅の上昇

B、2013年1月4日の日経225先物の始値は10750円
2020年4月1日の日経225先物の始値は18540円
この間、7790円幅の上昇
この上昇の内訳は
1、8時45分⇒15時15分 -310円幅の下落
2、15時15分⇒翌8時45分 +8100円幅の上昇


・特徴
日中は下落・夜間は上昇の傾向が強い


<陰陽で考える>
<日中>
前日が陰線の日は、3939立会日ありました。
当日の寄りから引けの値動きの合計は +360円でした。

前日が陽線の日は、3484立会日ありました。
当日の寄りから引けの値動きの合計は -57,620円でした。

<夜間>
観測したい日の前日の終値から当日の始値までの値動きが
上昇した場合、当日の寄りから引けの値動きの合計は
3771立会日で-21930円でした。

観測したい日の前の日の終値から当日の始値までの値動きが
下落した場合、当日の寄りから引けの値動きの合計は
3652立会日で-35330円でした。

<組み合わせ>
1、前日陽線、夜間上昇 1782立会日 -31080円
2、前日陽線、夜間下落 1702立会日 -26540円
3、前日陰線、夜間上昇 1989立会日 +9150円
4、前日陰線、夜間下落 1950立会日 -8790円

<2013年~の検証結果>
1、8時45分⇒15時15分 -310円幅の下落
2、15時15分⇒翌8時45分 +8100円幅の上昇
<組み合わせ>
1、前日陽線、夜間上昇 469立会日 -2780円
2、前日陽線、夜間下落 415立会日 -2680円
3、前日陰線、夜間上昇 454立会日 +3700円
4、前日陰線、夜間下落 432立会日 +1450円


・特徴
前日陽線の翌日の当日比は下落
前日陰線の翌日の当日比は上昇
の傾向が強い


===
1-4、前日+前々日(日中のみ)
===

前日と前々日の組み合わせを見て行きます。
ここではあくまでも日中足のみを扱います。

日中足のチャートは、マネックス証券であれば
マネックストレーダーの
チャート⇒指数先物OPチャート(日中)

カブドットコム証券であれば
kabuステーションから
投資情報⇒チャート⇒銘柄検索⇒先物⇒日中を選択

楽天証券ではモバイルで
iSPEED⇒市況⇒日経225先物⇒左上をナイト無にする

などで見ることが出来ます。

===

それでは前日+前々日の結果を見て行きましょう。

1、前日陽線、前々日陽線
2、前日陽線、前々日陰線
3、前日陰線、前々日陽線
4、前日陰線、前々日陰線

で分けます。結果は以下の通りです。

※ 1なら前日陽線、前々日陽線の場合
  当日寄り⇒引けの値動きを検証しています。

<1990年~2020年3月の検証結果>

1、前日陽線、前々日陽線 1526回 -31490円
2、前日陽線、前々日陰線 1958回 -26130円
3、前日陰線、前々日陽線 1957回 -50
4、前日陰線、前々日陰線 1980回 +1390円

合計 7421回  -56280円

・特徴
前日陽線、前々日陽線の翌日の当日比は下落する傾向
前日陽線、前々日陰線の翌日の当日比は下落する傾向
(※ 当日比=日中終値-日中始値)


この間、8時45分⇒15時15分の値動きの合計は
-57260円幅の下落ですから、980円分下落が不足していますが
これは検証期間スタートの2日間を測定に含めていないからです。

この2日間のデータは以下の通りです。
左から日付、始値、高値、安値、終値、当日比(終値-始値)
1990/1/4 39600 39600 39060 39080 -520
1990/1/5 39260 39260 38540 38800 -460


<2013年~の検証結果>
1、前日陽線、前々日陽線 427回 -4530円
2、前日陽線、前々日陰線 457回 -930円
3、前日陰線、前々日陽線 457回 -1860円
4、前日陰線、前々日陰線 428回 +7010円

合計 1769回 -310円

・特徴
前日陽線、前々日陽線の翌日は下落する傾向
前日陰線、前々日陰線の翌日は上昇する傾向
前日陰線でも前々日陽線だとトータルはマイナス

===

それでは次に以下を見てみましょう。

今回は2013年~のみを検証します。

1、前々日陽線、前日陽線、夜間上昇 234立会日 -3140円
2、前々日陽線、前日陽線、夜間下落 193立会日 -1390円
3、前々日陽線、前日陰線、夜間上昇 247立会日 -130円
4、前々日陽線、前日陰線、夜間下落 222立会日 -1290円

5、前々日陰線、前日陽線、夜間上昇 235立会日 +360円
6、前々日陰線、前日陽線、夜間下落 222立会日 -1290円
7、前々日陰線、前日陰線、夜間上昇 207立会日 +3830円
8、前々日陰線、前日陰線、夜間下落 221立会日 +3180円


※ 上記を見てどのように感じますか?

上記は日中の値動きを検証していますので
例えば、トレードしようと思った当日の朝

前日が陰線、前々日が陰線、夜間が下落していた日に
今日も下がるのでは?と感じたしましょう。

その場合、その感覚に根拠があるかどうか?
を少し疑ってみるのもいいかも知れません。

下がりそうだ。

と思ったとして、いつからいつまでの時間軸で
上値はどのあたりまで見ておけば下がりそうなのか?

まさか売ったら1円も値上がりせずに
下がりっぱなしになるはず。

なんて都合のいいことは滅多に起こらないので
このあたりを普通に、ちゃんと考えてから
トレードしてみるのと

何となくの感覚で(結果何も考えずに)
トレードに入るのとでは雲泥の差が付いて来ます。


とは言え、上記は入口の入口で

ざっくり

前日陽線の翌日は売り有利

前日陰線の翌日は買い有利

というところを抑えていただければと思います。

これって、やや強引に言いますと

要するに日経平均先物における日中の値動きは

逆張り有利。

ということです。

もちろんここでは単純に陽線・陰線としているに

過ぎませんので、ここからドンドン掘り下げて

行くことになりますが、まずはここまで

日経平均先物の寄り(始値)から、引け(終値)

に至る日中の値動きは、前日の逆張りが有利。

ということを踏まえておきましょう!


それではまた次回お会い致しましょー(^^)/


H.Yoshida

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皆さま、ご自宅でテレワークの方が急増しているので
この際、相場の勉強をするのに絶好のタイミングでは?
と思いまして、このようなメールを書いたりしています。

その一環で「エリオット波動」に関してもブログに動画をUPしました。
http://nk225yoshida.livedoor.blog/
正しいエリオット波動を身に付けたい方は、ぜひご覧下さい。

※ もし良ければ「チャンネル登録」や
「いいね」をクリックしていただけたら幸いです!

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ちなみに自分は人為的世界大恐慌を一番危惧しています。

ので、当初ジョンソン英首相も推進しようとした

「集団免疫」で進むのがいいと思っています。

各論はさまざまありますが、以下のような主張に近いです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-24160294-nksports-ent

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吉田裕章/よしだひろあき

慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校
慶應義塾大学法学部政治学科卒
野村證券入社、同社退社後、衆議院議員第一秘書
国家公安委員長第一秘書。

学生時代に株式投資を開始。以来投資歴は35年以上。
日経225先物、日経225オプション取引をメインに株式
FX、暗号通貨含め投資全般に精通。
過去に関わった生徒は5000名を超える。

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