おはようございます。
日経平均株価は非常に強い動きが続いていますね!
エリオット波動でカウントしてみるといくつかのシナリオが浮かんで来ますが、現在、以下のような535の波動構成で上昇が起きていると仮定した場合の今後の進行を考えてみましょう。
全体としては以下のようにコロナ暴落から立ち直って上昇中ですね。
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拡大すると
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現在、緑c波の赤3波の緑(ⅲ)継続中というカウントです。
緑(ⅰ)は約6.09%の上昇なので、緑(ⅲ)の上昇幅を約9.86%((ⅰ)の1.618倍)とすると、上記の通り緑(ⅲ)の終点は22228円付近となります。
ここから緑(ⅳ)の修正がどこまで入るか?分かりませんが、仮に上記のようにザックリ21400円程度までの押しが入ったと仮定してみました。(昨晩のナイト安値)
その(ⅳ)の終点から緑(ⅴ)が緑(ⅰ)と同程度(約6.09%)上昇して緑(ⅴ)が完成するとすればその終点は22748円付近。ここが赤3の終点になります。
そして、この赤3の終点から赤4の修正が入り、そこから赤5の上昇が起こりCが完成することになります。上図では、赤4は緑(ⅳ)付近まで下落するシナリオで線を引いています。つまり21400円付近ですね。そしてその付近から、エリオット波動のガイドライン通り、赤1と同程度の上昇が起こると仮定すると、赤5の終点は上図のように23168円となります。
これでC波の上昇は、約21.54%(4108円幅)となり、とても大きく感じますが、A波は左端に表記されている通り、33.84%(5188円幅)上昇しているので、C波はA波の63.65%でしかありません。
ただ、これはFOREX.comにおける価格でありまして、コロナ暴落の際の安値は各ベンダーでかなり価格が違いますので、この点は踏まえておく必要があります。(もちろん日経平均株価や日経平均先物でも価格が違います)
例えば以下はFXCMの4時間足です。
FXCM
コロナ暴落時の下ヒゲの長さがまったく違いますね。(取引開始時間の違いによるもの?)

さて、上記のカウントが合っている保証はまったくありません。
また、盲目的にひとつのパターンを信じ込んでトレードするのはとても危険なことなので、あくまでもひとつの事例として捉えていただければ。と思います。(上記のシナリオが破綻したり、ほかのシナリオがメインになったとしても、必ずしもすぐにこのブログに書き込むとは限りませんので、この点も合わせてご理解のほどお願い致します)

最近の相場ってなんでこんなに強いの?
と思われている方も多いのではないかと思いますが
それは上記のようにカウントするなら、いま正にC波の「3のⅲ」の最中だから。
という解釈することで、相場に対するモヤモヤが少しスッキリ見えるきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます!(^^)/