安倍総理辞任のニュースが先週のマーケットを大きく動かしましたね。
ただ、これは先週書いた通りなので、事前に心の準備は出来ていたはず。
さて、自民党は党員投票を見送って両院議員総会で党総裁を選出する方向。との報道ですね。これは総理辞任の第一報の時に(NHK)次期総裁の選出方法については二階幹事長に一任。と流れていたので、この時点で両院議員総会で決着(石破氏だけは総理にはしない!)という意思が見えていましたが、ここまで二階氏と菅氏、そして麻生氏の思惑通りの展開?に見えますね。(すべて個人的な憶測に過ぎません)
そして菅氏は総裁選出馬ですね。
これで基本的な政策はすべて安倍政権を踏襲。
解散総選挙はすぐには実施せずに来年10月の衆院任期満了までに自民党総裁選を行い新しい総理総裁の下で衆院選ということになるのかと思います。もちろんそれまでの間、いつ解散になっても不思議ではありませんが、正直、堅実な印象で派手さのない菅氏が爆発的な支持率を獲得するとは考えずらいので、余程のことが無い限り来年まで持ち越すのではないでしょうか?
さて、週末にいくつかのチャートをUPしました。
そして最後に1分足のチャートを掲示しましたが、そこにある最後の波形はトライアングルでした。
現在そのチャートは以下のように推移しています。
エリオット波動に詳しくない方から見たら、すでに「おおはずれ!」に見えるかも知れませんね。
確かに想定より上に行っているので、週明け即座にこのトライアングルは間違いであったことが確定する可能性はありますが、実はまだ完全にカウントの間違いが確定したわけではありません。
いまのカウントでは、黄色のcを価格が上抜いたら、その時はこのカウントが間違いであることが確定します。
それで、今朝の報道通り、自民党が党員投票を行わず、それは取りも直さず、現政権の中心人物たちの意向に反する結果、つまり石破氏や河野氏が総裁になるというシナリオが潰れたのであれば、このトライアングルも破綻して、明朝7時からCFDは急速に上に向けて動きを始めるのではないか?そうなると8時45分の寄りは23000円回復。ということも考えています。
(朝7時からの値動きで利益を狙うなら、CFDのトレードを行うのが良いでしょう。僕は主にIG証券を使用しています。)
半面、万が一、ここから党員投票もあり。という流れが少しでも出て来ますと、それは石破氏や河野氏に多少の目が出て来ることになるので、それは大きな波乱・混乱の要因です。
現下の情勢を鑑みれば、金融緩和を縮小するなど、とても出来ない。と思いますが特に河野氏は反骨精神が高いと感じるので(突飛なことをして目立ちたがる癖があると見る向きもありますね)、河野氏に多少の目が出るだけでマーケットには超ネガティブ。
その場合、件のトライアングルはカウント通り確定し、相場は下方へ向かうことも考えておきます。その場合、上記トライアングル後に5波動目の下落が出て、そこから上向きの修正波が出るシナリオなので、その戻りはすべて売りで対処することになります。
ほぼ、前者(党員投票なし)で決まりのようですが、政治は一瞬先は闇なので。。。念のため。
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