今年も5月が終わろうとしていますが、

ここまで本年の投資成果はいかがですか?

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日経平均先物は2月16日の30720円をTOPにして

ここまで3ヶ月半の揉み合いに入っていますね。


コロナ暴落の安値が昨年3月半ば。

ここから立ち上がり、6月中旬には高値23310円を示現。

この上昇が約3ヶ月。


その後、10月末まで約4ヶ月半の揉み合いがあり

11月から2月半ばまで3ヶ月半の上昇ですね。


20年3月半ば 安値 15860円

20年6月半ば 高値 23310円 

20年10月末 安値 22880円

21年2月半ば 高値 30720円 

となっています。


それで、上記 20年6月半ば 高値 23310円は

コロナ安値15860円の 約1.469倍

つまり  3ヶ月で 1.469倍



21年2月半ば 高値 30720円は

20年10月末 安値 22880円の 約1.342倍

(6月半ば以降の安値21330円から見ると 約1.44倍)


つまり 3ヶ月半で 1.342倍 です。


仮に、2月半ば以降の現時点の安値27130円を

少な目に見て1.3倍すると35269円となります。


なお、5月26日現在

日経平均株価は 28642円

EPS 2059.11円

PER 13.91倍

BPS 23477円

PBR 1.22倍

となっていますので

仮にEPSがこのまま約2060円で日経平均株価が上記のように

約35000円になるとすれば

PERは、16.99倍、約17倍になる。

ということになります。


また、これはご存知の方も多いと思いますが

現在のEPSは2060円ですが、5月12日時点では1685円でした。

さらに、4月28日時点では1367円でしたから

わずか1ヶ月で1.5倍になった計算です。


このEPSの内部構造的には、ソフトバンク1社で約5兆円もの

利益を出しているので、そこは差し引いて考えなければいけません。


また、このソフトバンクの利益の源泉が株高にあることも忘れてはなりませんね。

つまり、いまのEPSは株高になれば上がり、株安になれば下がる。

やや極端にいえばそういうことになります。


EPSやPERは、いまや投資尺度としては古臭くて

大きな意味を持たないかも知れませんが、バリエーションの代表格であることも事実。


そのEPSやPERが株価自体に振り回される。

ということは頭の片隅に置いておいても損はないでしょう。



さて、前置きが長くなりましたが

そうした相場環境のなかで、僕の関わる

短期トレードも自動売買も絶好調です!!!


今日(2021年5月27日)も、SMSという短期トレードのスクール生は


10時の戻り売り場面をしっかり取り

プレミアムの方はその後の上昇を取れている方もたくさんいらっしゃいます。


ただ、こうした短期トレードは、あくまで相場を見ることができる。

というご自身の環境あってこその優位性です。


そんな時間あるわけないよ!
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という本業をお持ちの方、主婦の方には、個別株や自動売買が良いと思います。


ということで、ここからは自動売買のお話しです。


興味の無い方はスルーしていただければと思います。


説得するつもりは毛頭ありませんし、まして騙そうなんて

微塵も思っていないので、怪しいと思うなら

いますぐメールを読むのをやめていただいて結構です。

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まずは、僕が取り扱う日経225先物mini専用の自動売買について

ここではストラテジーを「Yankees001」と呼び

それを動かす自動売買システムを「BELFORT」と呼んでいます。


詳しくはまた後日説明させていただきますが自動売買で稼ぎたい。

という方は、是非ともご一読いただいておくと良いと思います。

よろしくお願い致します!!!


===

<FXの自動売買との違いについて>


まずは、BELFORTと一般的なFXの自動売買との決定的な違いについてご説明しておきます。

少し難解な部分があるかもしれませんが、非常に重要なことになりますので

ぜひしっかりと把握しておいていただければと思います。


まずはじめに、BELFORTは日経225先物の自動売買です。

その日経225先物取引は市場における売買であるのに対して

FXは対FX業者、またはインターバンクにおける取引なので、いずれにしても相対取引です。


では、市場における売買と相対取引では何が違うのか?と言いますと、

相対取引であるFXは、ある業者Aとある業者Bで価格が違う(例えばある日の高値や安値など)

ことがよくありますが、日経225先物についてはそのようなことは発生しません。

このことはバックテストやフォワードテストに対する再現性の点で重要な違いをもたらします。


また、この点は以下のザラ場取引の問題にも重複することで、

些細なことに思えるかも知れませんが、自動売買においては非常に

重要な要素になりますので、もう少しお付き合いください。



<ザラ場取引について>


例えば、あるFXのシステムでブレイクアウトの手法を採用していたとします。

(一般的にブレイクアウトの手法とは、ある価格を上抜いたり下抜いたりしたことを

トレードのシグナルとする売買法)

その時、ブレイクした価格±〇.〇Pipsで新規建てまたは決済できた。

という前提でロジックを形成したり、バックテストを行ったりすることがあります。

と、言いますか、ほぼそのような方法を採用せざるを得ないでしょう。

そして素晴らしいバックテストの結果が提示されます。

しかし、実際の売買ではそのようなパフォーマンスが出ません。


なぜなら、上記のバックテストの前提がすでに現実と乖離しているからですね。


これは上記のように、FXが相対取引であることにも関連してくるのですが、

例えば場中に上方向にブレイクが起こり、価格が上に飛んだとします。


この時、逆指値の新規買いを入れていたとしますと、

A社とB社とC社では約定価格が違うことはFXにおいてはごく普通なことですし、

また同じA社でも顧客ごとに約定価格が違って来て当然。というのがFXの世界です。


この点、BELFORTやYankees001はどうか?と言いますと

Yankees001は、新規建ても決済も、そのほとんどが「寄り」または「引け」で行われます。

この「寄り」または「引け」というのは、上記のザラ場(場中のこと)とは全く違うもので

「寄り」または「引け」は全員が同じ価格で約定する。

という特徴があります。



つまりFXは業者によって価格が違う。

さらに、寄りや引けといった概念もFXにはありませんので、

全員が同じ価格で約定する必然性がありません。


また、ザラ場でブレイクアウトの手法などを採用していたら、

平気で10Pips程度の違いが生じてしまいます。

これはシステム設計者が約定していたと仮定した価格と現実の乖離ですから致命的です。

こんな致命的なことも、年に1度か2度ならいいでしょう。

しかし、売買回数が増え、このようなケースが数多くなると、

もうそれは使い物にならないどころか、

やればやるほどお金が減って行くような恐ろしいものもあるので
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このようなFXのシステムにはぜひ気を付けていただければ。

と思う次第です。



<スリッページについて>

また、ザラ場の売買は、上記のようなブレイクアウトを採用していなくても、

スリッページが発生する可能性が常にあります。


これはFXも日経225先物も同じです。


スリッページとは、約定時に価格が「滑る」ことを言いますが、

ここではデータ上における理論的な約定値と、

実際に売買を行った場合の約定値がズレることを含めて指摘しています。

この点、「寄り」や「引け」は「一本値」と言いますが、

全員が同じ価格で約定するので、データ上の理論的な約定値と現実が一致します。


ここはやや難解に聞こえるかも知れませんが、非常に重要です。


一日に何度も売買を重ねるような売買システムの場合、

このスリッページを加味して過去の成績を吟味し

慎重のうえにも慎重に実売買に移る必要があります。


つまり、理想と現実が乖離してしまうのが「ザラ場売買」であり、

「相対取引」であり、まさにそれがFXにおいては常識であり

暗黙の了解になっているということです。


ゆえにFXの自動売買はいくら過去の成績が良く見えても、

実際に売買を行うと極端に成績が悪化するものがあまりにも多いという現実があります。

これは非常に恐ろしいことです。


この点、Yankees001はストップロスと利益確定を除けば、

すべての売買を「寄り」または「引け」で行います。


そして「寄り」または「引け」においては全員が同じ結果になるため、

データ上における理論的な約定値とその後の実売買の現実が一致するので、

再現性が圧倒的に高いシステムである。ということが出来るわけです。


つまり、市場取引であるため価格の透明性が高く、

また売買のほとんどが「寄り」と「引け」であることから、

ザラ場で約定するストップロスと利益確定時を除けば、

全員が同じ結果になる。


BELFORTに搭載されているYankees001は、

この点でFXの自動売買とは比較にならない再現性を発揮するものと考えられます。



ということで、今回もやや長くなって来ましたので

このあたりとさせていただきまして

自動売買の成績や安全性などはまた次回以降にしたいと思います。


基本があって基礎があって物事が成立しています。

軽薄に昨日今日思いついたようなものではありません。

じっくりとしっかりと練り上げたストラテジーを上手に使用して行く。

それが安定した資産増加に繋がっていく礎です。



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H.Yoshida
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吉田裕章/よしだひろあき

慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高等学校
慶應義塾大学法学部政治学科卒
野村證券入社、同社退社後、衆議院議員第一秘書
国家公安委員長第一秘書。

学生時代に株式投資を開始。以来投資歴は35年以上。
日経225先物、日経225オプション取引をメインに株式
FX、暗号通貨含め投資全般に精通。
過去に関わった生徒は5000名を超える。

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